KHCの

KHC( https://twitter.com/we_can_panic )が140字を超えるツイートをするところ

そして自動化へ


自動投稿ツールを使いました。

これを書いている時間は夕方4時。 日記をストックしておけば好きな時間に書くことができるし、何より忘れない。

その日に書かなくなったら、最初の動機である日記とは言えなくなるが、まあ書かないよりはいいかな? 「完璧に仕上げるより完成を目指せ」である。

「意見の相違」というのは、大体のところそれぞれの視点の相違であるように思われる。

身近というかメジャーなところで、きのこの山とたけのこの山の好みの違いを例に取ってみると、どっちの菓子が美味しいかではなく、その人が菓子に何を求めているかが違っていることが多い。 例えば(例えの中の例えだ)、菓子にスナック感を求めている人はたけのこの山が、チョコ感を求めている人はきのこの山が、それぞれの好みになるだろう(チョコ感を求めていてたけのこの山を食べる、という人がいたら、それは「チョコ感」の定義や「チョコ感」の中の何が好きかに相違がある)。

このように「それに何を求めているか」を細分化していくと、意見の相違というのは解決しやすい(または、解決できない種類のものだということが分かりやすい)。

ただ、その細分化ができるのは往々にして第三者であることが多い。格好つけて言うと、「マクロな視点でミクロな状態を観察することが重要」ということだ。

途絶えた

(昨日の分)


(今日の分)

遂に昨日、日記をつけ忘れてしまった。 存在を思い出すことなく就寝してしまったのだ。

この日記が毎日の日課として根付くか、それとも忘れ去られてしまうか、なんとも不安定な状態である。

今日はまったりとタスクをこなしていた。 いつの日かここに書いておいたタスクだ。少しではあるが確実に少なくなっている。 これに関しては日記の執筆より時間をかけているので、忘れてしまうなんてことはないはずである。

あとカルーアコーヒーは、砂糖を入れたコーヒーみたいで、カルーアミルクやブラックルシアン(カルーアウォッカを混ぜたやつ)よりも口に合った。 どちらかで言うなら砂糖を入れたコーヒーより好きかもしれない。 強い香りや味がカルーアの風味を主張させないようである。

ただKHCはコーヒーはブラックで飲むので、積極的に飲むことにはならなそうである。

さて、そろそろ日付が変わるので投稿しようかな。 明日はもう少し個性のあることを書こうか……。

抽象化と回顧、あと断定

今日は久しぶりに晴れたのでテニスをしました。

最近はボールに強めに回転をかけて強打するのにハマっていて、これが面白いように入る。 スポーツなどの娯楽は、スキルの上達ではなく、上達したスキルを使うことこそが目的なのだと感じる。

あとは自販機の缶コーヒー(上記)が思ってたより美味しかった。 後輩に奢ってもらった。自販機でコーラ以外の飲料を飲むの久しぶりだな。

2日ほど前に記したタスクは、まったく手を付けていない。 あと3日ほど先延ばししていても、(成績上は)何の影響もない。しかし1日の先延ばしでも、「未来の自分が困る」という観点においては、1年先延ばしするのとそう変わらないのだ、と言い訳をして少しずつ処理していく。「自分を騙す」とは最も罪悪感の少ない悪事である。

途絶えそうになる

 

 

単純にこの日記の存在を忘れていた。

昨日は酒を飲みながら書いていたので、脳の記録能力が落ちていたのかもしれない。

頭の良さというのはメモリのようなハードの性能ではなくソフトの性能なのだ、という言葉がある。嘘。俺が今作った。

 

今日も酒を飲んで過ごした。生産性ゼロ。

 

コーヒーも一杯しか飲んでない。

 

夏休みの終盤みたいな生活。たまにはこういう日もあるということで…。

 

大事なのは問題を認識すること。目を逸らすよりもずっと解決に近づいている。

という言い訳をしながら怠惰から来る罪悪感を誤魔化す。何も考えないのよりもずっと健康である。

ここにタイトルを入力


「最近暇だな……日記でも付けてみるかな」

「でも日記用のアプリ入れるの面倒だな……手軽に始められるやつないかな」

「そういやはてブ登録してたな。これでいっか」


はてブで日記を書いていきます。目指せ毎日更新。

初日はジャブ程度に現状の確認くらいでいいかな。

タスク

学校の課題。✕5。KHCは学生で3週間後にテストを控えており、課題の確認と記録は身近なライフハックなのだ。

レーニング。KHCはテニスをやっており、これも3週間後に試合を控えている。梅雨はスポーツの夏休み。

読書。積ん読が数冊。理由としてはシリーズ物の前の巻までの内容を忘れてしまったから読んでない、というものが多い。最新の巻から読み始めてしまっても問題はないが、時間と前の巻を再読してから読む楽しさを天秤にかけ、後者を取ってしまっている。

以上。

明日は酒でも買いに行くかな。おやすみ!

ラテン語学習(1)-発音

他のラテン語学習本に則って、最初はラテン語の読み方から。

英語や日本語よりもずっとルールは少ない。

ラテン語のよみ

ラテン語はどこの言葉か?――ローマ帝国である。

あの数千年前にしてヨーロッパ全域を支配していた、最古の帝国である。

ラテン語で書かれた論文や詩が現在でも数多く残っているのは、ローマ帝国の規模の大きさのおかげと言っても過言ではない。

さて、「ローマ」と言えばローマ帝国やイタリアの都市などを思い浮かべるだろうが、忘れてはならないあれもローマの名を冠している。

そう、「ローマ字」である。

ラテン語はほとんどローマ字読みと同じ感覚で読める。

もし ‘picture’ がラテン語ならば、読み方は「ピクツレ」だし、 ‘here’ は「ヘレ」である。

ただし現代の我々が使っているローマ字には、いくつか使わないアルファベットがある。

そうした数個のアルファベットの読み方さえ覚えれば、あなたはラテン語を読めるようになる。

もちろん英語みたいに例外なんてない。(ローマ帝国時代はあったかもしれないが、もちろん当時の発音なんて誰も知らない)

現代のローマ字読みとちょっと違うやつら

C

C。英語では ‘cyclone’ や ‘civil’ などのように「サ行」の発音で読むことが多いが、ラテン語は「カ行」である。

‘ca’ , ‘ci’ , ‘cu’ , ‘ce’ , ‘co’ は、それぞれ

「カ」「キ」「ク」「ケ」「コ」と読む。

ローマ帝国の政治家、 ‘Julius Caesar’ の読み方は、

英語 : 「ジュリウス・シーザー」

ラテン語 : 「ユリウス・カエサル

である。

J

Jはローマ字入力では「ジャ行」になるが、ラテン語では「ヤ行」である。「Y」と置き換えて読んでもらえばいい。(古ラテン語には「Y」がなかった。その影響で古典ラテン語にも「Y」の付く単語は少なく*1、 ‘J’ のときより母音を強めに発音する形になる)

Cの項目であった ‘Julius Caesar’ の読み方が「ユリウス・カエサル」だったのもそれが理由である。

‘ja’ , ‘ji’ , ‘ju’ , ‘je’ , ‘jo’ は、それぞれ

「ヤ」「ゐ」「ユ」「ゑ」「ヨ」と読む。

(江戸時代までは、ヤ行もちゃんと5つあった。明治時代に伊藤博文が「同じ読みの文字は撤廃してよいだろう」と提案したことが「ゐ」「ゑ」が無くなった原因である。江戸時代以前の花札や俳句などを見てみると、このような字が多用されていることが分かる)

L

ラ行。英語と同じ。

ラテン語にも ‘R’ は存在するが、発音は ‘L’ が口を縦に開いて発音するのに対し、‘R’ は口を潰し気味にして発音する。(英語の発音も、だいたい同じような違いになる)

Q

‘kw’ と置き換えられる。後には必ず ‘u’ がつく。

‘qua’ , ‘qui’ , ‘quu’ , ‘que’ , ‘quo’はそれぞれ、

「クウァ」「クウィ」「クウゥ」「クウェ」「クウォ」と読む。

英単語にも ‘Q’ が付く単語があるが、その ‘Q’ の後には高確率で ‘u’ が付く。ラテン語の名残である。

V

「ワ」行。 ‘va’ , ‘vi’ , ‘vu’ , ‘ve’ , ‘vo’はそれぞれ、

「ウァ」「ウィ」「ウ」「ウェ」「ウォ」と読む。

ちなみに、現在のラテン語の前身である古ラテン語にはvが無かった。ラテン語の ‘v’ は、 ‘u’ が変化したものである。

更にちなみに、ラテン語には ‘w’ が無い。「ダブリュー」は「ダブルユー」が訛ったものであって、出来た順番は ‘u’→‘v’→‘w’ となる。(アルファベットの順番も同じ)

x

‘ks’ と置き換えられる。(英語の使い方と変わらない)

ラテン語の母音

ラテン語には、‘a’ , ‘e’ , ‘i’ , ‘o’ , ‘u’ 以外にもいくつか母音がある。

母音の分類を覚えたところで読み方に大きな変わりはない。アクセントと音の長短が変わるだけだ。

しかし、この2つは割とラテン語の発音に重要な影響を与える。

―― 母音を覚える前に、母音に関するある概念を覚えてほしい。

それは母音の「長短」だ。

ラテン語の母音は、「長い」「短い」という二つのカテゴリーに分けられる。 'a' が「長い」なら発音は「アー」、「短い」なら「ア」である。それだけだ。

以下がラテン語の母音一覧になる。

  • A, E, I, O, U

いわゆる普通の母音。読み方は右から「ア」「エ」「イ」「オ」「ウ」。

ここまでは簡単だが、音の長短の話になってくると少し面倒になる。

実は、A, E, I, O, U は(ほとんどの場合)長短の表記の区別がないのだ。

もちろん単語で長く読むと決まっているところを短く読んでしまったら間違いとなる。単語ごとに正確な発音をするには、母音の長短を区別する必要があり、それには「暗記」が必要なのだ。

(ちなみに、入門書や儀式のために使う文言のメモなどにはきちんと長短の区別が表記されている。例えば’A’ の場合、「長い」'A' はĀ、「短い」ものは'A' と表記する)

  • AE, OE, AU, EU, UI

こちらは例外なくすべて「長い」母音。

一応読み方を紹介しておくと、

「アエ」「オエ」「アウ」「エウ」「ウイ」。

ちなみに、これにも厄介なポイントがあって、例えば 'deus' などは母音は ’eu’ の1つではなく’e’ と ’u’ の2つ。(後述の語尾変化を覚えれば、こちらはあまり意識することなく見分けられる)

ラテン語のアクセント

ラテン語のアクセントは、ある法則によって決まる。読みと同じで例外はない。

その法則とは、

最後から数えて2番目の母音を見る。(母音が1個しかなかったら、それがアクセントになる)

それが長い、もしくはそれ以前に母音がなかったら、そこにアクセントがある。

それが短かったら、その1つ前の母音にアクセントがある。

である。

ちなみにラテン語が基になっている英単語にもこの法則が使えることが多い。逆もしかりで、ラテン語というのはだいたい英語みたいな発音をしておけば十中八九正しい発音になる。

いくつか例を挙げる。 ()の中に入っている文字がアクセントになる。

  • rosa (「バラ」) → 「(ロ)サ」

母音が2個しかないので、最後から数えて2番目の ’o’ の音にアクセントが付く。(ちなみに 'o' は短い母音)

  • video(「見る」) → 「(ウィ)デオー」

母音は 'i' , 'e' , 'o' の3つある。(なぜ母音が ’eo’ でとならないのかは後述) 最後から2つめの母音 'e' は「短い」母音なので ’i’ がアクセントだ。

  • pax(「休日」) → 「(パ)ックス」

母音が1個。これは単純だ。

  • romana(「ローマの」) → 「ロ(マ)ーナ」

最後から2つめの母音の 'a' が「長い」母音であるので、「マ」にアクセントが付く。

  • cogito ergo sum(「我思う、故に我あり」) → 

    「(コ)-ギトー (エ)ルゴー (ス)ム」

'cogito' は2つめが短い母音なので1つ前の母音が、'ergo' は母音が2つしかないので最後から2つ前の母音が、'sum' は母音が1つしかないのでそれが、アクセントになる。

今日は以上!

*1:あったとすれば、それはギリシャ語からの輸入だ

ラテン語学習(0)-前知識

そもそもラテン語って何?という疑問に答える記事。

ラテン語の話題が出てきたら「ラテン語?ああ、〇〇だよね」とクールに返せるようになろう!

 

 

ラテン語の歴史

ラテン語の始まりは古く(終わるのも早い)、紀元前1000年にはラテン語の基となる「古ラテン語」という言葉を話す人がいたらしい。

この「古ラテン語」はまだ原始的な言葉で、使う文字(アルファベットの原型みたいな形)は21種類しかなく、文法も今のラテン語のそれとは違い洗練されていなかった。

例えば場所を示す「地格」という変化形があったし、語尾の変化(ラテン語は「てにをは」などの接続詞を、文の語尾の変化で表す。英語の '~ed' のすごいやつと認識してくれればよい)

この古ラテン語は紀元前100年くらいまで続いた。もちろん紀元前100年以前はずっと同じ文法を使用してきたのかといえば、そうではない。紀元前200年前くらいにラテン語で書かれた文章を見てみると(ラテン語で書かれた論文などをまとめたサイトは結構ある。著作権はとっくの昔に失効しているだろう)、今の(今の?)ラテン語に近いものがある。

さて、紀元前100年からやっと今に残っている形式のラテン語になる。この頃のラテン語は「古典ラテン語」と呼ばれ(なにしろ2100年前のことだ。いくら新しいとはいえ十分古典である)、おもに論文や標語(石碑に彫ってある奴だ)などの書き言葉に用いられていた。

話し言葉はというと、古典ラテン語よりもうちょっとくだけた文法で使用されてきた。そのくだけた話し方がさらにくだけて、現代社会で使われている言語になったわけだ。

つまり、ラテン語を理解しておくと、ドイツ語、フランス語、そして英語などの言葉をマスターするのが早くなる。(そもそも成り立ちが同じなので、ヨーロッパ諸国の言葉は非常に似ている。英語はラテン語以外の言語も基になっているのでそれらとは結構異なる言語になるが、それでも共通点は多くある)

ちなみに比較的新しい「古典ラテン語」といえど、時代による「表記ゆれ」みたいなものがある。古典ラテン語ができた当初は、単語の間にスペースを空けない、全部大文字で表記している、などの特徴があった。

 

現代のラテン語

現代ではラテン語を日常で使うのは教会くらいであり、いわゆる「死語」とされている。日本でいう万葉集古今和歌集みたいなポジションである。

万葉集などと違うのは数年前まで学校の必修科目に「ラテン語」があったところ。今は選択科目になってしまっていて若い人たちは喋れないらしい。

今でも、学会やキリスト教の古い儀式などではラテン語が使われることが多く、植物や動物の学名などはラテン語(風)に決められている。

ラテン語ができれば外国人相手にマウント取れるぞ!がんばれ!

 

 いくつかのフレーズ

こんにちは! - Salve (サルウェー。健康である、の命令形)

さようなら! - Vetele (ウェテレー。元気である、の命令形)

えらい! - Magnus (マグヌス。面と向かって(二人称)ほめる言葉である)

我思う、故に我あり - Cogito ergo sum (コーギトー エルゴ― スム。cogitoが「我思う」、ergoが「故に」、sumが「我あり」の部分を担当している。詳しくは後ほど)